忍ケ丘整骨院・鍼灸院であなたの痛みを根本改善!

五十肩けがをしていないのにある日突然、肩に激痛が走って動かせなくなる、腕が上がらなくなる、一般的な肩こりとは違う痛みがある、夜中も疼いて寝ることが困難になる、ついには日常生活に支障をきたす、このつらい痛みの正体は五十肩といわれる症状が考えられます。

正式名称は肩関節周囲炎、はっきりとした発症原因ははっきりとわかっていないのが現状である。国立病院機構京都医療センターの整形外科の中川泰彰部長によると「肩関節を構成する組織が加齢とともに変化をきたして、炎症が起こるのでは関係しているのではないか」と言われています。

肩こりの一種と思いがちですが、筋肉疲労や血行不良による肩こりとは全く別物です。肩こりと五十肩の判断の基準として、「肩を自由に動かすことが出来るかどうか」が判断の基準となります。

ところで、ご自身の周りの方でこのような言葉を聞いたことはありませんか?

「五十肩はほっといておいたら治るよ」

というように自然に治るから心配いらないと安心する方も多いと思われますが、対処法を間違えることで、最悪のケースに陥ってしまうことがあります。

五十肩を今まで放置してきた方や、今現在放置している方に何故いけないのかと言うことをしっかりと学んでいきましょう!!

 

五十肩を放置するとどうなるの?

五十肩を放置していくことで、いつかは痛みは消えるでしょう。ただ、ここから先が問題です。五十肩になった時に発生した筋肉の拘縮や関節の拘縮、関節面の癒着などは残ったままになっているのが問題です。

これが残っているがゆえに、いつまでも肩が上まで上がらない、夜中に疼いたりするときがある、首や背中の張り感などが出てくるなど様々な症状があらわれます。

また、不適切な運動により(肩関節に熱がこもっている状態で肩を動かすなどの運動をする)症状が悪化してしまったり、回復が長引いてしまうケースがあります。

肩が痛い状態でもたくさん動かした方がいいのではないかと思われる方も多いであろうと思いますが、必ずしもそうとは限りません。安静にしている状態でズキズキ痛む安静時痛や、就寝時に痛みが起きてしまう夜間痛などが生じる炎症期と呼ばれる期間は、かえって痛みが悪化することがあります。いつ動かしていい時期かを見極めることが重要となってきます。

 

それぞれの期間の過ごし方

急性期

痛みが強いうちは無理に肩や手を動かさないようにする

肩関節に熱がこもっているうちは、炎症を抑えるために肩をアイシングする(冷やすのは痛みが激しい時に行う、又は冷やした方がマシな場合行う)

痛みが落ち着いてきた時にホットパックや入浴などで肩を温める。

急性期でも肩を固定していたら関節の癒着が起こる為、この時期に出来る振り子体操を行う。やり方は、前かがみになって足を前後に開いて痛みのある方の手に1~2kgの重りをを持って、前後と左右に振り子のように動かす体操です。

 

慢性期

肩を温めることが大切になります。入浴やホットパックなどで積極的に行いましょう。

痛みが消えたからといって、この時期に動かさないと関節の硬さが残ってしまいます。ストレッチや関節の運動を行って肩の関節を柔らかくしていきましょう。腕を上にあげる、外側から上げていく、内や外にひねっていくなどを毎日根気よく続けていきましょう。少しずつ癒着と関節の拘縮が取れていくと共に動かせる範囲が広がっていきます。

五十肩の時期を理解して、自分でも積極的に行動していただくことで元通りの動きに戻していきましょう!!

 

 

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