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足組み

一般的に周りを見渡していると、椅子などに座っている時に脚を組んで座っている人を見る機会が多いと思います。しかしながら、多くの人がしてしまっているこの足組みの行為は姿勢の歪みや腰痛にも大きく関わってしまいます。何故、足を組みたくなるのか、そして骨盤がどういう状態になるのかというのを今回のブログで学んでいきましょう!

 

なぜ、足を組んでしまうのか

そもそもなぜ足を組んで座ってしまうのでしょうか?おそらく多くの人は無意識に足を組んでおり、その行為について目的や理由などは特別になく、「何となくその方が落ち着く」とか「ついつい癖で組んでしまう」というような考えであろうと思います。

組んでしまう原因の一つは、不安定性を補う為に足を組んでしまっているとされています。人は接地面や床、静止している物と体の周りに対する接地面積の多さによって安定感を増すのですが、全く逆のことをしてしまっています。ただ、我々の生活においては左右対称な姿勢や動作というものはほとんど存在していないのが事実です。利き腕や作業内容、作業の環境など色々要因はありますが、片側で作業を行うことが多く、身体の重心においても片側に傾けていることが多いであろうと思います。

簡単な例として、車の運転の際に右手一本で運転をして、左肘をひじ掛けにもたれさせた状態になると重心が左側に偏らせて安定させようとしている姿勢です。この時に右側の骨盤があがってしまう状態になります。この姿勢が習慣化してしまうと、右の骨盤が上がりっぱなしになり、右の脚も上がって短くなったような感覚が出て来て不安定な感じを覚えてしまいます。その時に、安定感を求めるために、無意識に左脚の上に右脚を組んで安定感を作ろうとします。

先に身体の歪みが出てきており、安定感を作ろうとして足を組むため、足を組んでしまっているから骨盤の歪みが起きているのではなく「すでに骨盤の歪みがあるから足を組みたくなる」と言えるのではないのでしょうか。

 

「足を組む」の対処法とは?

足を組んでしまう方の多くは、ほぼ間違いなく骨盤・股関節の歪みが出ている状態が見られます。足の長さが違ったり、左右の筋肉の緊張の違いなどが表れている事が多いです。

骨盤の位置を正常な位置に戻すと共に、原因となっている場所にアプローチをする必要があります。きちんと足が上げられない状態の方もいてるので、そちらも調整していきます。

正しい位置取りに戻ったとしても、癖と言うのは中々治らないものです。時足組みを治す習慣として、これらの事をやってみて下さい。今すぐにでも出来る方法なので簡単にできます。

イスに深く腰を掛ける

長時間のデスクワークは仕方がないという方は多いかもしれないですが、集中すればするほど無意識に足を組んでしまっている方も多いはずです。ならば、足を組みにくくする座り方に変えてしまいましょう。

イスに深く腰をかけて両足に均等に力が加わるように意識をし、背筋を伸ばしてキープすれば足を組む行為がやりずらくなります。30分に一回立ちあがって軽くストレッチするのもいいでしょう。

 

ひざの間にクッションを挟む

無意識に組んでしまう方には効果的な方法かと思います。ひざの間にクッションを挟むことで、嫌でも足組みの防止に繋がるでしょう。

太ももの内側に自然と力が入ることで、身体のバランスを整えるのと同時に、太ももの内側を鍛えることが出来るので一石二鳥ではないでしょうか。

 

机と脚の間にスペースをなくす

机と足の間のスペースがなければ、物理的に足を組むことは出来なくなる為に、イスの位置を机に近づける方法のいいでしょう。高さが足りないようであれば、座布団などで調整してみましょう。

 

最後にひとつ気をつけてほしいものとして、交互に足を組み替える方も多いですが、残念ながら足を交互に組み替えるだけでは身体の歪みは整うわけではありません。また、交互に組むことによってそれぞれの歪みが混じり合う状態になる為に、歪み自体が複雑化してしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

 

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