冬といえば『冷え』!その中でもほとんどの女性が『冷え性』を感じているのではないのでしょうか?
冷え性は、万病のもとと言われており、美容や健康の大敵と言われております。
この冷え性は、体質改善をすることで症状を和らげることも可能です!!
今回は、『冷え性』の原因とその改善方法をご紹介します。
冷え性の原因は様々
冷え性といっても原因は色々とあり、東洋医学では、冷えによって現れる症状を『冷え性』と呼び、改善が必要なものと捉えています。
なぜなら、冷え性は身体に様々な不調を引き起こすのです。
冷え性は、それぞれの生活スタイルや体質によって違います。その為、自信の冷え性の原因を探り、適切な対策をとることが大切です。
一般的に良く言われるのが、血行不良。手足の先が特に冷えるという方は、血行の悪さが原因だと思います。特に女性は、月経によるホルモンバランスの乱れや筋肉量が少ないことから、このタイプの冷え性になりやすいと言われています。
また、ストレスやスマホを長時間操作したことによる自律神経の乱れも、血行が悪くなる要因となります。加えて、湯船に浸からず、シャワーだけで済ませることも冷え性を引き起こされます。
最近では、コロナで在宅ワークになったり、外出を自粛して歩かないことなどで運動不足になりがちになり、冷え性になるタイプ。
理由として、筋肉の機能低下が原因。
体を温める代謝機能は筋肉と密接に関係しています。一般的に筋肉が固まったり、低下すると体が冷えやすくなってしまいます。
デスクワークでは長時間座っている為、下半身の筋肉が硬直し、下半身が冷えやすくなります。また、運動習慣がない方も、基礎代謝が落ちるため冷え性になりやすくなります。
【原因3】冷たい飲み物や食べ物の摂り過ぎ
このタイプは、冷えた飲み物や食べ物を摂りすぎていることが原因の1つとなっています。
冷たいドリンクやアイスだけでなく、トマトや、茄子などの夏野菜や小麦製品、海藻なども身体を冷やす食べ物です。
冷え性を改善させるためには『体を温める事』が大切
○身体を冷やさない服装
靴下を重ね履きしたり、夏でも薄手のカーディガンを羽織ったりして身体が冷えないようにしましょう。また、吸水性の良い下着も、冷え性を予防するのに便利です。
○湯船にゆっくり浸かる
血行が悪くて冷え性になっている方は、お風呂にゆっくり浸かるのが効果的です。38℃~40℃ぐらいのぬるま湯でじっくり浸かり肌色がほんのり赤くなるまで入浴すると良いでしょう。
もし、時間がなくてゆっくり湯船に浸かれない方は、足湯を行うだけでもOK!
○適度な運動やストレッチをする
運動不足で冷え性になってる方は、軽い運動やストレッチをして新陳代謝を高めましょう。筋肉を動かして代謝が上がることにより、冷え性を改善できます。冷え性に効くツボを押してマッサージしたり、ヨガなどを取り入れるのも良いでしょう。
○身体を温める食べ物や飲み物を摂る
冬に摂れる野菜や根菜類、発酵食品などを積極的に取り入れると効果的です。逆に夏野菜は身体を冷やしてしまいますので注意が必要です。
また、サプリなどの補助食品を使うのも良いでしょう。
冷え性に良い飲み物3選
カモミールティーには、自律神経を整える働きがあります。自律神経が整いリラックスした状態になると、ストレスから起こる冷え性が改善され身体が温まります。また、肌や髪に艶をだすなどアンチエイジングにも期待できる為、特に女性におすすめの飲み物です。最近は、男性の方も美容意識が高くなって来ているのでお試しに飲んでみて下さい。
ただ、この飲み物は子宮を収縮させる作用があるため、妊婦の方は飲むのを控えましょう。
加熱、または乾燥させた生姜に紅茶を注いだジンジャーティーも、冷え性改善におすすめの飲み物です。加熱や乾燥させた生姜には『ショウガオール』という成分が含まれており、この成分に身体を温める効果がある為です。ただし、生のしょうがは身体を冷やす為、必ず加熱か乾燥させた生姜を使うようにしましょう。
黒豆茶は古くから漢方として使用されてきました。体を温める作用があり、栄養価も高く、冷え性改善に適した飲み物です。
黒豆茶は、一晩水に浸けた黒豆を煮出して、煮汁をこせば作れます。冷蔵庫に入れておけば、2日ほど保存可能です。
まとめ
冷え性は、人それぞれ原因が異なってきますので、ご自身に適した改善方法を見つけてもらい対策して下さい。特に、食事療法で内面的に改善していき、運動療法で筋肉を動かして新陳代謝を高めて改善するのが一番良いと思います。
カイロで温めるのも良いですが、根本的な改善に繋がらず、対処療法のその場限りになりますので内面と外面両方を改善して根本的な改善を目指し快適な真冬を過ごしていきましょう。