五十肩の夜間痛

五十肩の症状の一つに夜中の疼きの症状があり、これを夜間痛といいます。

寝ている最中に急に目が覚めて痛みだして、酷いときは痛み止めを飲んでも効かない状態になり、寝ることすらままならない事になってしまいます・・・。

正直言ってかなり辛い！寝られへん！イライラする！と言うように困っている方も多いと思います。

では、なぜこのような症状が出てしまうのでしょう？

夜間痛の原因

夜間痛の原因は主に筋肉が弱くなっている為と、骨の中がうっ血状態になっていることで痛みが出ます。

筋肉が弱ることで腕の重みの負担により疼きが発生します。腕を上にあげた時にプルプル震えるなどしている方がこれに属します。

骨内のうっ血とは、動脈は弾性血管といい柔軟性があることによって筋肉の圧迫による影響をうけないので痛みが出ることはないのですが、問題は静脈です。静脈は筋肉の圧迫による影響を受けやすく骨内から出ることが困難になってしまいます。

つまりは、入れるけど出れない＝うっ血＝骨内圧の上昇→痛み　とゆうことになります。

改善法

この辛い夜間痛をどうにかしたいと言う方はこの方法を試してみてください！

・電気毛布：患部を温めることによって痛みが緩和される事があります。

注意点：五十肩になって間もない状態、いわゆる急性期の状態では変わらない、もしくは痛みが出る場合があります。癒着(炎症により関節を覆っている袋などが周りの組織とくっついた状態)でも変わらない場合があります。

・ソファーで寝てもらう：上体を起こしている方が楽な場合もあります。

・上向きで寝る際：丸めたバスタオルなど使って高さを調整して寝てもらう。

肘にバスタオルを置いて調整することで肩が後ろに下がるのを防ぐことで痛みを軽減させます。

・横向きで寝る場合：丸めたバスタオルなどを抱き枕みたい肩にはさんでもらう。

肩に挟んでもらうことで肩が前方に向かっていく事を防いで痛みを軽減することができます。

上記の改善法を試してみることで痛みは完全に消えることはないですが、寝る際の痛みを軽減する効果が見込めると共に、痛みによるストレスの軽減にも一役買ってくれると思われますので、是非一度お試しください！

完全に痛みを取り除くのであれば、筋肉と関節の拘縮を取り除く、癒着を取り除くことがかなり重要になります。

上記の内容はご自宅でして頂き、一番肝心の筋肉と関節の拘縮と癒着を取り除くことは我々専門家にお任せください！