忍ケ丘整骨院・鍼灸院であなたの痛みを根本改善!

腱鞘炎は特に使いすぎなどが原因で起こるので、男女問わず起こり得ることなのですが、主婦の方(家事・育児)は多く見受けられます。特に出産後に痛みが出てくる方が多いですね!!

最近では、現代病と言えるでしょう、スマホの使い過ぎによる腱鞘炎が増加傾向にあります。今では、スマホがないと不安になる方も多いのではないでしょうか?また、スマホだけでなく長時間のパソコン使用による痛みもあるようです。

スマホやパソコンといった、今ではなくてはならないものからの腱鞘炎はどうすれば予防や対策が出来るのでしょうか?

また、主婦の方の場合はどうすれば痛みのない生活が送れるのでしょうか?

今回は、『腱鞘炎』の予防・対策についてお話したいと思います。痛みがあっても『すぐ治るやろ』『いつか治るはず・・・』と、お考えのあなた!!

是非、お読みになって頂き、すぐに治療されることをおススメします。

腱鞘炎

 

腱鞘炎とは?どんな症状?

腱鞘炎が悪化すると【ばね指】になり、最悪【手術】になるケースもあるので少しでも気になっている方は必ずお読みください。

 

腱鞘炎を発症する多くは女性です。もともと、腱の耐久力が女性の方が男性と比べて弱いという事も関係しますが、一番の原因は女性ホルモンの影響です。

女性ホルモンには、2つのホルモンがあり、【エストロゲン】【プロゲステロン】の2つです。どちらのホルモンも女性の生殖活動に深く関わり、女性の体にはなくてはならないものです。年齢層は20代後半と50代の女性が飛び抜けて多いのです。これは、更年期や出産でのホルモン変化の影響が、深く関係しているからです。

なぜ女性ホルモンが腱鞘炎と関係しているというと、まずは女性ホルモンの一つである【プロゲステロン】が腱鞘炎の原因となっているケース。このプロゲステロンには産後、出産の為に緩んだ子宮や骨盤を元に戻す効果があり、骨盤や骨を元の位置に戻すために、腱鞘を収縮させます。

この働きの関係で出産と関わりない部分でも腱鞘が狭くなり、腱と摩擦を起こし腱鞘炎が起こりやすくなります。これは、出産後も数か月続く場合があります。この時期的に、赤ちゃんの育児などで抱っこしたり、授乳で抱え込んだりすることも多くなり腱鞘炎を誘発させることに繋がります。

50代など更年期を迎えた女性は、もう一つの女性ホルモンである【エストロゲン】が減少してしまいます。このエストロゲンには腱や腱鞘をやわらかくし、弾力を保つ役割があります。閉経によりエストロゲンが減少すると、腱や腱鞘の柔軟性がなくなることで摩擦が起こりやすくなり、腱鞘炎を発症させやすくなるようです。

 

狭窄性腱鞘炎とは?

腱鞘炎

腱を覆う腱鞘に起こる炎症の事で、強い痛みや腫れ、熱感を伴います。これは『ドケルバン病』ともいわれています。腱は筋肉と骨をつなぐ結合組織で、筋肉の動きを関節に伝えています。

一方の腱鞘はトンネルのような形をしており、何本もある腱がバラバラにならないように、あるいは腱がスムーズに動くように固定しています。トンネル状の腱鞘の中を腱が通っていて、身体を動かすと腱鞘の中を腱が行ったり来たりします。

例えば、手の指を動かすときは、指の腱鞘の中を腱が動いています。異常がなければ、腱は腱鞘の中をスムーズに動いているのですが、指を早く動かすと、それだけ腱鞘の中を激しく動き、動かす回数が多ければ、腱と腱鞘が擦れあう回数も多くなります。

その回数が多ければ多いほど腱は腱鞘と擦れあい摩擦が生じ炎症を起こしてしまいます。炎症が起こると腱が太くなり腱鞘の中が狭くなり動きがスムーズでなくなってしまうのです。

こうなると、余計に腱と腱鞘が擦れあい、炎症が悪化してしまいます。ついには、指を動かすだけで痛みが生じてしまいます。これが『腱鞘炎』です。

 

産後の対策

 

産後の腱鞘炎対策にはズバリ・・・・・・『ストロー呼吸』です。これは、コップからストローで飲む!ただそれだけです。

腹式呼吸では、息を吸う時にお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませます。それとは反対に、息を吸う時に意識してお腹を凹ませるのがストロー呼吸法です。飲み物を吸う時に意識してお腹を凹ませることが大切です!!

腱鞘炎と腹式呼吸??指やのにお腹??と思ったのではないでしょうか?

実は、お腹の筋肉である【腹横筋】が密接に腱鞘炎に関係があるのです。出産などで腹横筋の筋力が低下すると、身体の深部体温が低下します。この体温の低下もホルモンバランスの変化に影響を与えます。ホルモンバランスの変化による腱や腱鞘の影響は、生理的なものだけに、完全になくすことは出来ません。赤ちゃんの世話や家事もなかなか減らすことは出来ません。

なので腱鞘炎対策として腹横筋の筋力の低下を出来るだけ早く取り戻し、ホルモンバランスを早期に安定させることが大事になってきます。

 

もし、腱鞘炎になってしまったら・・・。

腱鞘炎

まずは、前述の通り腱鞘炎は手や指の使い過ぎによる痛みなので、できるだけ安静にすることが大事になってきます。その時に、炎症が起こっているわけなので炎症部分をまずは『冷やす』ことが大切です。氷などで冷やすことで痛みの元である【炎症】を抑制し、痛みを和らげます。また、サポーターやテーピングなど手指をサポートすることで動かす範囲を最小限に抑えてくれるので負担が減ります。ある程度、痛みが治まってきたら、逆に冷やさずに『温め』ましょう。

温めながら、少しずつ動かしてリハビリしていけば完治へと導くでしょう。

 

少しでも役に立ちましたでしょうか?

 

1人でも多くの人が腱鞘炎による『手術』へと移行しないことを祈ります。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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