忍ケ丘整骨院・鍼灸院であなたの痛みを根本改善!

脊柱管狭窄症と診断されればまず、どんなことを思うのだろうか?『脊柱管・・・なにそれ?』『一生付き合っていかないといけない治らない病気』など絶望感に苛まれてしまう人は少なくないのではないでしょうか??そんな、どうしたらいいかわからない方もう治らないと諦めてしまっている方に見てもらい、少しでも【治る】という希望を持っていただき積極的に治療に励んでもらえる手助けになれればと思います。

 

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは本当に治らない病気なのか!?

脊柱管狭窄症は、脳から連続する脊髄神経を通す管である『脊柱管』があります。この脊柱管は神経を保護する役目を担っています。この、脊柱管は加齢により背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、黄色靭帯が肥厚し神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、神経の血流が低下してしまい『脊柱管狭窄症』が発症します。

椎間板ヘルニアに比べると、中高年に発症することが多く、背骨を反らすことにより脊柱管が狭くなり、前に屈むと広がるので姿勢としては前かがみの姿勢になると症状がでにくく、真っ直ぐ身体を起こすと脊柱管が狭くなり症状が出やすくなります。

特に脊柱管狭窄症の症状として特徴的なのが【間欠性跛行】です。

間欠性跛行とは歩行中に腰から足にかけて痛みや痺れが生じ一時的にそれ以上歩けなくなる歩行障害のことです。しばらく休むと再び歩けるようになり、また歩き出したら痛みとしびれがでてきて歩けなくなる・・・を繰り返してしまいます。歩けなくなる距離は症状の度合いにもよりますが50m~1㎞ぐらい歩くと症状が出てくるみたいです。

腰部脊柱管狭窄症になると、坐骨神経痛(痛みや痺れ)、異常知覚(足裏のジリジリ感など)に伴って間欠性跛行が現れます。

では、本当に狭窄症は治らないのか?なのですが、実際、痛みや痺れに困り病院に行き、レントゲンやMRIを撮り、脊柱管が狭くなっている画像を見て『脊柱管が狭くなって神経が圧迫されてるから』というふうに言われることであろうと思います。

側面から撮ったMRIを見て、説明を受けるかと思います。椎体の中央の縦に白く映っているのが、脊柱管内の髄液であり、髄液の中に黒く映っている部分が神経です。

白い部分を神経と勘違いした状態で画像を見てみると、白い部分が狭窄されたり、椎間板が飛び出て黒く映っていると、神経を圧迫しているように見えてしまいます。

頭部から下に伸びる脊髄は、1つの円状となり、腰椎の1番付近で枝分かれをした神経を『馬尾神経』と言います。その神経は椎体と椎体の側面から出て、下半身に行き、足先まで伸びています。この馬尾神経は脊柱管の面積の5分の1程度を占めています。言い換えれば5分の1しか占めていません。そして、この神経は脊柱管内を自由に動くことが出来ます。

また、脊髄神経根の付近では、3分の1程度が神経が占めていることから、椎間板が飛び出ていたとしても、極端に言えば、脊柱管の5分の4までの所まで飛び出ていないと神経を圧迫しないということであり、レントゲンやMRIで異常の見つかった部位が必ずしも痛みや痺れを引き起こしている根本原因とは言い難いという事です。

脊柱管狭窄症

 

あとは、手術をして狭くなっていた狭窄部位を広げても、足腰の痛みや痺れがとれない人がいますが、この現象はどう説明したらよいでしょうか?

その理由としては、腰椎だけではなく仙腸関節に根本的な原因があったからと考えます。

仙腸関節にも、骨と骨の結合部分に2~3㎜ほどの遊びがあって、関節包内でほんのわずかに動きます。しかし、重たい上半身を支える事と、脚から伝わる衝撃を受け止めるなければならず、常に酷使されています。その為、些細なことでも関節が捻れたりして動きが妨げられてしまいます。

すると、周辺の筋肉に筋スパズム(異常な収縮)が起こると同時に痛みやしびれ、突っ張り感などの症状が現れます。また、一見、仙腸関節とは無縁と思われるような箇所にも飛び火することがあります。(関連痛)

実は、腰痛だけに限らず首や肩こり、腕などのしびれ、股関節痛、ひざ痛なども仙腸関節の機能障害から引き起こされた関連痛の可能性があるのです。

仙腸関節の機能障害を治療することで、一般的な治療法で改善することが出来なかった患者様の症状が良くなることが多々あります。この場合、痛みや痺れの原因は、脊柱管の狭窄ではなく、仙腸関節の機能障害であったと診断出来ます。

例えば、重たい物を持つだけではなく、ずっと立ちっぱなしや座りっぱなしでいると、仙腸関節は機能障害を起こしやすく、痛みや痺れの再発につながることがあります。特に、症状が強い場合は仙腸関節に炎症が起こっている可能性が高いです。治療をした後は炎症が治まるまでは安静にしておくことが重要です。治りが悪くなったり、悪化してしまうおそれがあります。

重要なのは、根本原因である仙腸関節にとっての安静であり、左右で症状の強い方を上にして、横向きで休む姿勢が、最も安静な姿勢なので、日ごろから心がけましょう。

仙腸関節

手術は必要か?

脊柱管狭窄症の手術は、脊柱管が狭くなって、神経が圧迫されているところを広げます。そうすれば、【間欠性跛行】はなくなります。ですが、安静時に感じていた痺れは手術をしても取れないことがしばしばあります。また、手術の際は、背中の腰の部分を切るためダメージが残ってしまいます。これが元で腰痛が起きることがあります。(脊柱管狭窄症は腰の痛みはほとんどありません)

もちろん、手術を早期にしたことにより症状がなくなることはあります。ですが、手術をしたからといって今まで述べたように症状が完全になくなるどころか、悪化するケースもあるので慌てて手術を行うことはおススメしません。

 

以上の事により、脊柱管狭窄症は治らない事はないのです!!

 

忍ケ丘の整体を受けるなら「忍ケ丘整骨院・鍼灸院」 PAGETOP