テレワークの原因や、マスクによる影響で頭痛が多くなってい今日この頃
上記とは別で、とある行動が頭痛を引き起こす原因になっているんです。
その行動とは・・・。
歯の食いしばりです!
今回は「頭痛と食いしばり」というものに着目していきましょう!
何故食いしばりで頭痛が起こるのか?
食いしばりとは、無意識のうちに歯をかみしめてしまう癖です。
本来は、何もしていない状態では上の歯と下の歯は触れるか触れないかの状態のかみ合わせになっていますが、何かに集中している時や寝ているときの無意識での食いしばりの力は想像以上に強く色々な影響を及ぼしています。
食いしばりをする理由は様々あるのですが、主なものとして「ストレス」と「緊張」であると考えられています。
ストレスは身体を興奮させる交感神経を過度に働かせて、筋肉を緊張させます。当然口元やお顔の筋肉の緊張も引き起こし、全身の緊張へと繋がるため、色々な影響を及ぼします。
食いしばりの状態では、噛む筋肉の負担は勿論のこと、それを動かす筋肉まで負担がかかります。
1日のうちに歯が噛み合わさる時間は食事などを含め、普通20分と言われているのですが、昼間はもちろん夜に寝ている時に、力のコントロールも出来ない状態で噛んでいるので相当な負担がかかっています。
思いっきり腕に力こぶをつくってみてください!
力を入れた状態で少し時間が立つと段々と疲れて痛みが出てきますよね?
食いしばりは、口腔周囲筋が常にこのような状態なので、これに関係する筋肉にも当然負担がかかります。
こめかみにある側頭筋は噛みしめるときに使う筋肉ですが、食いしばりの負担がかかりすぎることで頭痛を引き起こしてしまいます。
ちなみに、「まくら」も食いしばりの原因なんです。
高い枕や枕なしで寝てしまっていると、奥歯が当たってしまうために食いしばりが発生しますが、さらに「歯ぎしり」にも繋がります。
この食いしばりや歯ぎしりが長いこと続いてしまうと「顔のエラが張っている」のに繋がります。
これも顔の筋肉の「咬筋」の筋緊張が増して発生します。
エラ張りは遺伝からという言葉を聞いたことあるかとおもいます。実は顔の筋肉の「咬筋」が張ることによる原因なんです。
食いしばりに対する対処法
頭痛だけではなく、エラ張りにも影響する「食いしばり」に対する対処法を説明していきますね。
①頬杖をつかないようにする
思った以上に顎の骨に負担がかかっているため、顎関節に偏った負担が生じるので注意が必要です。
②横向きに寝ないようにする(同じ体勢で)
横向きで寝ることで、片方の顎に負担がかかるので注意しましょう
③枕の見直し
寝る時の枕は頭を支えるだけではなく、首と頭の両方を支えるのが大切です。高さはタオルなども利用して調節して、奥歯が当たらない位置を見つけましょう。
無意識に行っている「食いしばり」は想像以上に体に負担を与えており、頭痛だけではなく様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
日常生活に十分注意を払い、少しでも顎にかかる負担を減らして「食いしばり」に対処していきましょう!!