はい、見れます。
私たちの専門は、骨折・脱臼(骨折や脱臼に関しては応急処置程度の処置と医師の同意のもと、その後の後療ができます。)・打撲・捻挫・挫傷・肉離れを業として行うことが出来ます。
最近では、あまり整骨院の内容がいまいちわかられていないのか、ケガをしたら真っ先に思い浮かぶのは『整形外科』ではないでしょうか?
整骨院と整形外科の違いは・・・
整骨院では病院ではありませんので、レントゲンを撮ったり、診断権はないので確定的な発言は出来ません。
整形外科では、病院ですのでレントゲンやCT・MRIなどで精密検査ができその画像の元、診断が出来ます。なので、どんな症状かを明確にできるので安心感はあるのではないでしょうか?
しかし、診断後の治療はというと症状によって異なりますが【薬】や【湿布】【電気】【牽引】などの物理療法ばかりで、実際『手で触れる』と言うことはあまりせず、対処はしてくれるが根本的な治療はあまりしてくれないのではないでしょうか?なんかものたりない・・・と感じる方も多いはずです。
整骨院では画像診断(レントゲン・CT・MRI)は出来ませんが、触診や幾多の検査テストを用いて骨折・脱臼してるのか?はたまた、捻挫や打撲・挫傷で済んでいるのかを長年の経験で判断し、症状に合った施術をしていきます。
主に、捻挫・打撲・挫傷・肉離れの患者様が良く来られますが、もし、このようなケガをした場合にどのような処置をすればいいのか、当院ではどう施術していくのかをお話させていただきます。
捻挫・打撲の処置について
スポーツや日常でもよく起こるケガが【捻挫・打撲】だと思います。
まず、捻挫でよく起こる場所といえば『足関節』です。また、手関節や肘・肩・腰など関節のあらゆる部分で捻挫は起こりえます!足関節で多いのが【内反捻挫】です。この捻挫は、外くるぶし周辺が腫れてしまい、外くるぶし周囲の靭帯で【前距腓靭帯】【踵腓靭帯】【後距腓靭帯】の3つの靭帯があり、この3つの靭帯で一番多いのが【前距腓靭帯】です。さらに、強くねじった場合に指2本分前にある【二分靭帯】の損傷もあることがあるので、しっかりとした検査と触知が必要となります。
スポーツなどで捻挫をし腫れがきつい場合は骨折の可能性も十分考えられますので、『痛みがキツイな』『内出血・腫れがひどい』などはレントゲンを撮られた方がいいでしょう。
ただの捻挫だからと放置していたら、年齢と共に歩き方が変化してしまい、違う場所がだんだん痛くなってくるので早期に治療し完全に治すことをおススメします。
打撲でいうと、スポーツだと『相手の膝が当たった』とか『倒れた際にどこかにぶつけた』など、日常だと、『自転車で倒れて・・・』とか『机の角でぶつけた』など、様々なシーンがあります。
打撲の症状は、主に皮下出血(内出血)があり、ひどい場合は青紫色になり腫れがきつくなり動かすのも辛くなります。軽い場合だと、いわゆる『青たん』になるぐらいで日常ではさほど支障が出ない程度で済みます。
捻挫や打撲をしてしまったら、重度・軽度関係なく初めにすることは【冷やす】事です。この【冷やす】ことを怠ると症状の治る時間が長くなります。なんでも、初めが肝心ですよね!!
【冷やし】たら、湿布を貼る。後は、お風呂などには浸からず温めないのが重要です。
ここまでは、ご自宅ですぐできる応急処置です。(ただ、この作業が一番大事かも)
そこから、整形・もしくは整骨院に行き、専門的治療を受けるのですが・・・初めにも言いましたが整骨院ではレントゲンは撮れません。ただし、見る力は優れてると思います。(自分で言うのもなんですが笑)
整骨院では、こういった症状に対して、やはり【アイシング(冷やす)】【電気】テーピングや必要に応じて固定具を使用し包帯固定などを施します。※他の整骨院では施術のやり方は違う場合があります。
捻挫では、↑この作業をする前に、関節を矯正し早く痛みが引くように施すことが大事になって来ます。
整形ではレントゲンなどを取れることは強みですが、薬の処方や、湿布をもらい終わることも・・・。また、軽度でもギプス固定をされ完全固定してしまう場合もあります。
昔の考えでは、痛めたら安静と言われギプス固定されることが普通でしたが・・・
最近では、重症の場合を除き、動ける範囲で動いた方が早く治ると言われています!なので、固定をしてしまうと、動きが制限され痛みは軽減されるが、ギプスを外した時の筋力の低下は著しく、機能を回復するのにかなりの時間を要してしまうので、スポーツなどをされていて早期に復帰を考えているのであればこれは避けたいですよね!
長々と話してしまいましたが、何を言いたいのかというと確かに必要に応じて整形外科に通うのもいいと思います。ですが、整骨院=マッサージ といった考えの方が多く、ケガは見れないでしょ?と思われている方がまだ現実に存在してるのが実情です。
いやいや、僕たち【柔道整復師】はしっかりケガ【捻挫・打撲・挫傷・肉離れ】も見れますよ!専門家ですよ!!と言いたいのです!!!
スポーツでのケガ・日常で起こり得るケガ・様々なケガに対応できますので、すぐに【整形外科】と思わず、少しでも【整骨院】の考えを持っていただき、お近くの整骨院に行ってみてください!!
納得できる施術が受けられると思います!!
長々とお読みいただきありがとうございました。