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緊張型頭痛

頭痛と言ってもさまざまあり、片頭痛や緊張型頭痛・群発性頭痛があります。その中でも、慢性頭痛の中で最も多くみられるのは緊張型頭痛です。うつむき姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こる頭痛です。

今回は、最も多く最近特に天気のせいなのか『緊張型頭痛』の患者様が多く来られますので少しでも悩みを解消できればと思います。

 

緊張型頭痛とは?

 

緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締め付けられるような鈍い痛みが30分~一週間ぐらい続き、中には数年前から発症され今だに悩まれる方も少なくありません。肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。子供から高齢者まで、どの年齢層にもみられ、ときどき頭痛がするタイプ【反復性緊張型頭痛】と、毎日のように頭痛が続くタイプ【慢性緊張型頭痛】とがあります。

 

主な症状

 痛み方で言えば、ギューっと締め付けられるような痛みを伴い、ずっしりと重ぐるしい痛みがあります。

痛む箇所は?

頭の両側(こめかみなど)または頭全体・後頭部など。目の奥の痛みもある方もいてます。頭痛の他にも肩こり首のコリもあり、肩周りの筋肉や背中・首の筋肉などがストレスなどで緊張することにより頭痛が引き起こされると考えます。なので身体を動かしている時は頭痛がほとんどないのが特徴と言えます。

頭痛のきっかけは?

目の疲れを感じたり(睡眠不足などにより)、精神的ストレス、長時間の同一姿勢(パソコン・スマホなど)がある方に多くみられます。

 

緊張型頭痛の誘因

身体的・精神的ストレスがいくつも重なることによって起こると考えられます。身体的ストレスとは、例えば長時間のパソコン・スマホ操作によるうつむき姿勢や、就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、身体の冷えなどがこれにあたります。このような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が持続的に収縮し、頭痛を誘発します。また、運動不足も頭痛を招きやすくなります。不安や心配などの精神的ストレスも誘因となります。

 

緊張型頭痛の仕組み

首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こると言われています。筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまってきます。それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こすのです。

また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。神経の緊張が毎日続くと、筋肉の緊張コントロールや痛みを和らげる脳内システムの異常によって、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまいます。

 

緊張型頭痛の予防

緊張型頭痛を予防するには、心身のストレスを上手に解消することが大切です。日ごろから適度な運動を心がけ、同じ姿勢を続けないことが大切です。仕事で仕方がない場合は、少しの時間を利用し、立ちあがって背伸びや、トイレ休憩をこまめにとるようにしましょう。ゆっくりとお風呂に浸かったり、首や肩をマッサージするのも効果的です。ウォーキングやストレッチといった軽い運動を習慣化し、ゆったり、のんびりした時間を持つことが何よりの予防法であり治療法でもあります。お休みの日は、趣味などで時間を有意義に過ごし、たまには、大自然でマイナスイオンを浴びながらゆっくり過ごしてみるのもいいかもしれません。

大自然 頭痛

 

 

 

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